同窓会

令和が始まって早4日、6年生の時の担任の先生も呼んで小学校の同窓会をしました!

大学卒業の年に会ってきりの人もいたりして、中々面白かった♪

少子化の波にのまれ、私が通っていた小学校(下関市立神田小学校)も20193月に閉校しました。

「小学校に特別な思い入れがあったのか?」

と聞かれたら、

「ありました!」

と即答は出来ず

神田小学校にしか通ったことがなく、他を知らないし、当時は知る機会も、知りたいと思うこともなく

ただそこで生まれたからと、当たり前に神田小学校に通っていました。

でも、地元を離れて生活をしてみるとあそこで育った自分がすごく誇らく思えて

毎日1時間近く歩いて登校した道。見る気がなくても必ず視界に入る海の綺麗さを、当時は全く感じることが出来ませんでした。

中間休みや昼休みに、友達と一緒に裏の山や海に遊びに行ってよかったことが当たり前ではなかったことを、私は知りませんでした。

 

夏休み、学校の運動場にテントを張ってしたキャンプ。その夜に見た星空の綺麗さが、どこででも見られるものではないということも、もちろん知らなかった

結婚もしておらず、する気もあまりない私ですが、

子どもが産まれたら神田小学校に通わせたい!

と思っていたほどには、今は神田小学校の魅力を知っています。

そんな小学校がなくなってしまったことが、少し切ない

でも、そんな環境で一緒に勉強して登下校した友達がいなくなったわけではありません。

一緒の教室で机を並べ、勉強をしたり悪さをしたりしていた人たちが、今は違う場所で、違う生き方をして、でもたまに会ったら一瞬で小学生の時の気持ちに戻してくれてそれだけじゃなくて今の自分も肯定してくれる。

大きくなればなるほど、友達を作ることが難しくなってしまうような気がします。自分と趣味の合う子、話の合う子、そんな子を無意識に選んで友達になって。それが当たり前で。そしてそれを特段嫌とも思わない

でも、小学校の時の友達にはそれがない。そもそもの人数が少ないので選んでいたら友達0だし、そもそも選ぶなんていう概念が存在していなかった。同窓会をしている今、

「高校から知り合ってたら仲良くなってないやろうなー

という友達も中にはいます。(きっと向こうも思っているだろう。笑)

でも、そんな人たちと今もたまに会って一緒にお酒を飲める今があるということが、私の自慢です。

地元を離れて地元の良さがわかったように、日本を出たら日本の良さを更に感じることができるだろうか

 

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